20211025

ご本人が指摘するように創作のツボがすでに見いだせる、と同時に、2021年から2015年を引き算をして残るもの(チャ亀やゲーミングうんちマジック)を眺め直すとこの間に一体何があったのかめちゃめちゃ気になる。運び手さんの作品は土や泥や時にはうんこをかき分けかき分けて掘り進めたらキラッキラの宝石がゴロッと手の中に落ちてくるみたいな印象を受けるのですが、この作品はシャベルを入れたらいきなり宝石にぶつかったような感じです(この感想しいたけ占いっぽくて最悪だな)。

向こうが透けて見える - 蜂インザヘッド 

 💩どころか昔のお蔵出しまでお読みいただいてうれしいです。20歳の私も喜んでいると思います。人にうんこを掘らせないほうがいいよ(いまの私へ)。

 2015年から2021年の間に何が起こったのかはちょっと私も謎なところがあるのですが、そもそも私は小さいころからエッチな話が大好きです。気付くと下ネタが好きな友人がいつも側におりました。高校生の時にはすでに木下古栗を読んで最高になったりしていました。

 でも一方で私は萩尾望都とか山尾悠子とかを読んで、ああいうSFを書きたいなと思ったりもしていたんです。「斑の末裔」は、なんかこうやって並べると恥ずかしいのですが、萩尾望都の「エッグ・スタンド」×「夢の棲む街」ですね。

 もちろんこの二つは両立が難しいので、学生の頃はどちらかと言えばあんまり笑いの入る余地のないものをよく書いていたのですが……。でもその後色々あって、SFに対する興味を失いました。書くとなれば、SFのイメージを借用したりもしますけれど、そもそもあんまり読まない。よく分かんないし、調べ物をするのも面倒だし。

 そうなると、生来の気質のほうが顔を出すということなのか、会社員になって最初に書いた小説にはいきなり全裸の男が出てきますし、そのあと書いた「牢主艶談」はほぼ全編エロです。そのあとニートになって数週間後に書いた小説から先は……もう説明不要ですよね、きっと。

 そして私は小説を書くとき事前の準備をしないことが多く、全裸の男たちはだいたい本文を書いているときに突然出てきます。書く前から全裸になってもらおうと思って出したのは袁慘くらい……?

 フルタイム労働に従事しはじめたことで私の中の何かが壊れてしまったのではないかという仮説もあったりするですが、単に文章の能力向上に伴ってエッチな妄想を出力する機能が備わったというだけのことなのかもしれません。

 それにしてもはてなってリンクが貼られると通知が来るんですね。交換日記みたいで楽しい。

 

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 またランニング出勤をしたら、電車のホームで汗だくになって最悪になった。

 仕事がつつがなく終わってTwitterを見ていたら6枚でやるやつの選考中っぽいツイートが目に入ってちょっとわくわくする。勝ったり負けたりにはあんまり興味ないけど、「これと競わされて頭かきむしってる人を、見てみたいな……」と思うものを提出したので、見てみたいな、頭かきむしってる人……。でも落ちたらここで公開できるからそれはそれでうれしい。

 担々麺屋さんでお夕飯。替え玉おいしい。

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