20211026

 ありがとうございます。CMBYNのパロディにしようと思った瞬間から?(作中舞台のモデルは近江舞子です)

 

 朝からなんとなく蜂本みささんのブログを最初から読んだ。こういうことをするのってなんだか、懐かしい。昔は結構こういうことをした記憶があるけど、いまの人にとってブログは、Twitterに書ききれない論考とか宣伝をするためのものという感じだし。

 これ、店長の詩に笑いました。

 

 遅い朝ごはんを食べる。無精をしてソーセージを茹でている鍋でポーチドエッグを作ろうとしたら破滅した。

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 シェアハウスの住民とトーマス・ベルンハルトとトーマス・マン谷崎潤一郎夏目漱石、などの話をする。……というとなんだか高尚に聞こえるかもしれないけど、「知り合いが谷崎にあやかって自分の子に潤って名前をつけたんだけど心配すぎる」「ベルンハルトだったらトウマとかですかね」「そもそもトーマス・ベルンハルトは親がトーマス・マンにあやかって名前をって話が」「うわ〜……」とか「三四郎体質の男っていますよね、美禰子みたいな女に引っかかり続けていると自分では言うけどそれ単に暇つぶしになると思われてるだけちゃうか、ってなる感じの…」「いる…」とかそういう話。

 そのあと京都の動物園の近くにあるコンサートホールでオペラを見た。高校生のための集団鑑賞教室なんだけど、空き席を一般にも売っている、というもの。多分昔やったときのをそのまま運んできているのであろう衣装と装置がよかった。知人と偶然会う。

 その後は知人のやっているカフェに。セルキン/アバドモーツァルト協奏曲が流れているなと思ったら、次はジュリアード弦楽四重奏団ラヴェル。さあ帰るか、と思ったらパレナン弦楽四重奏団のフランク:弦楽四重奏曲が流れ始めたので思わず席に戻る。これが本当に絶品の録音で、今日はこれを聞くために外出したんだなと思った。

 Spotifyにあるこれは同じ録音なのかしら…?

 そういえば数日前偶然に、ペルルミュテール(ラヴェルの生前に試奏ピアニストをしていたピアニスト)とパレナンQがフランクのピアノ五重奏曲をやってる録音を聴いていたのでした。なんかすごい偶然。ペルルミュテールがストイック極まりない演奏をする一方で弦がそれを突き回す、という構図が不意に逆転する瞬間がいい。

 帰り際に野上弥生子トーマス・マンの話をする。というとなんだか高尚に聞こえるかもしれないけど、「何か日本文学界のヴィットリオ・デ・シーカだよねこの人…」とか「スケベな朝の連ドラみたいなの上巻だけなんですか?」「下巻はなんかどうしようもない助平おじさん2人が延々ケンカしながら「ねえどう思う!?」って言ってくる感じ」「楽しみすぎる…」とかそういう。

 帰ったら親から大量の岩下の新生姜商品が届く。

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 ミュージアムに行ったの?と聞いたら通販で買ったとのこと。なぜ。

 夜は目分量でやったら全然違う味になったマルシン天津飯と海老春雨餃子。野菜食べ忘れた。
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 シェアハウス本質情報:なぜか「電車かもしれない」が流行っていて、私もそらでだいたい歌えるようになってしまった。