2024-01-01から1年間の記事一覧

短編「奇術師の窓、がらくたの国」公開

(CALL magazineゲストエディター(ほんとに指名させていただいた以上の仕事をしていないためこの名称を書くたび「好きな作家を指名してゲヘゲヘ言う権」と言い直したくなるわけですが)の宣伝をせねばと思っていたのですが、4週間ほど出遅れたので、あとで…

-20240407

◯読書石持浅海『BG、あるいは死せるカイニス』 性暴力をこういう感じでロジックに組み込むのはちょっと受け入れがたい感じがあるんだけど、変な設定がどんどん開示されていくおもしろさはあった。 米澤穂信『春季限定いちごタルト事件』 堂島健吾……萌えどす…

ジョイス・キャロル・オーツ『フォックスファイア』(1993、2002)DHC、井伊順彦訳

フォックスファイア 作者:ジョイス・キャロル・オーツ ディーエイチシー Amazon 1950年代、オンタリオ州。地元の公立高校に通う少女マディはある夜、自室の窓を同級生であるレッグズが叩くところに遭遇する。彼女たちはやがてメンバーを増やしながら「フォッ…

-20240325

珍しく(と言ってはいかん気がするのだが、珍しく)小説をたくさん読んだ。 ◎ニー・ヴォ『塩と運命の皇后』 中華FTっぽい世界観の中編が2本入っていて、どちらも「正しく語られ/記録されなかった女性の物語を語りおろす」という構造を取っている。人名やそ…

闘牛場でオペラを

NIIKEI文学賞のエッセイ部門に応募して落ちたやつ。 * 柏崎のだいぶ山寄りのほうにあった母方の実家を引き払ったその年の終わりに、コロナが始まった。 新潟という土地に特段の愛があったわけではなかった。海が好きというわけでもない。唯一覚えているのは…

20240219

明け方、ホロコーストに加担する夢で飛び起きる。詳しい内容はもう忘れてしまった。そのまま何度か覚醒と睡眠を繰り返して始業。 調子が上がらないのでお昼休みを長めにとることにした。 まずは焼肉ランチ。学生時代よく飲み会で使っていた店。寝間着同然の…

《ドンキー・アーカイヴ》vol.1「男たちと、その傷」

《ドンキー・アーカイヴ》vol.1「男たちと、その傷」 収録作品(収録順)「肋骨の痛み」坂永雄一「ブラッドブラザーズ」千葉 集「サブスクを食べる幽霊たち」稲田一声「不確定の傘」春眠 蛙 「マンドラゴラ」暴力と破滅の運び手 BOOTH書籍通販(匿名発送対応…

20240206‐0208

*このブログは会社のマネージャーが読んでいます!* 20240206 東京に出張して、会社のイベントの準備をする。みんなが行かないならゥチが行くしみたいになっていたビジネス交流会的なやつの申込締切が完全に終わっていることに気づいて、もう飲みに行きま…

20240129

体調が悪くて仕事が全く捗らない。 山本ゆりの冷凍状態からできるレンチン鶏チャーシューをやろうとしたのだが初手でしょうがチューブと粒マスタードを間違える。でもそういう食べ物ってあるしなと思って構わずやる。鶏むねだったら加熱後ラップに包んで予熱…

20230128

金曜に修論を出した友人のお祝いをして11時に起きた土曜日。催事の無い土日っていつぶりかわからない。うだうだしてから午後に楽器を弾きに行って、また夜に友人を祝って貸していたキーボードとマウスを回収する。なぜ回収したかって、ゲームをやりたかった…

水道管が凍っていないことに安堵する。去年の寒波ではうっかり給湯器を凍結させてしまって、近所の友人の家までシャワーを借りに行ったのだ。 うだうだと仕事のチャットを打ったりして、昼過ぎに外に出る。アパートの敷地を出かけたところでこれはだめだと思…

2023年ふりかえり

身体が2つあっても足りないスケジュールでした。 特に音楽がね……譜読みに信じられないくらい時間がかかるんですよね……どんな楽譜でも初見で弾けますってぐらいピアノとヴィオラをやっておけばよかった、という後悔が止まりません。まじで学生の時もっとやっ…