短編「奇術師の窓、がらくたの国」公開

(CALL magazineゲストエディター(ほんとに指名させていただいた以上の仕事をしていないためこの名称を書くたび「好きな作家を指名してゲヘゲヘ言う権」と言い直したくなるわけですが)の宣伝をせねばと思っていたのですが、4週間ほど出遅れたので、あとで編者による解題を書こうと思います。)

 

短編を書きました。

 

 

幻想と怪奇コンに出そうとして間に合わず(なんせ書いたら19000字になってたしね)、東京文フリで出す予定の再録短編集2の書き下ろしとして書いていたのですが、なんか書いたら即インターネットに上げたいなという気持ちになり、上げました。

5日で書いたし文章がところどころやばい気がする、書籍収録前にちょっと直します(内容は変わんないっす)。カクヨムにも反映します。

 

ありがたいことに依頼とか同人とか公募の〆切に追われて書いてばっかりだったけど、まあやっぱり何の宛先もなく書く小説がいちばん楽しい。私ってやっぱインターネット作家だわ。

刑務所映画といえば「フィリップ、きみを愛してる!」「(面会に行ってるだけじゃねえかというツッコミは甘んじて受けるとしても)ザ・タウン」「(ギャング映画だろという非難はもっともとはいえ)白熱」、捕虜キャンプ映画では「第十七捕虜収容所」あたりが好き。

マジシャンが出てくる映画でいまのところ一番好きなのは「エヴァの告白」だけど、もうええっちゅうねんと言いたくなるほど画面内スクリーン演出をやった末に生まれるのがホアキン・フェニックスの惨めな負け姿というのがいいと思う。