2018-01-01から1年間の記事一覧

駆け込み総括2018

1月 卒論が書き終わっていなくて大変な年明けだったにもかかわらずなぜか突然「大学生のうちに映画をたくさん見ておきたい」という欲求に駆られ週に5〜6本くらいのペースで映画を観はじめる。この時ジェレミー・レナーにハマる。 結局は卒論を提出できたもの…

“Love Comes to the Executioner” ──いまとなってはちょっとレアかな、みたいな

なんの気もなしにこの作品を観ていたら途中でジェレミー・レナーが嘔吐しはじめた。 Pixivだったらキャプションあたりに「注意! あなたの推しが嘔吐しています」とか書いてくれるのに、映画にそういう配慮はない。私がもし推しの嘔吐が地雷のオタクだったら…

『ハート・ロッカー』──男のロマン、あるいはへばりついて取れない人間性

☆かんたんなあらすじ イラク戦争はバクダッド。名誉の戦死を遂げた同僚の代わりにおれたちの爆発物処理班に入ってきたのは素手で爆弾を触ったり連絡無線を切ったりしてくるやべ〜戦争ジャンキー(ジェレミー・レナー)だった! おれたちの兵士生命どうなっち…

『サラ、いつわりの祈り』──あたしゃ何も言いませんが

おめでとう。おめでとう。よくぞ話してくれました。あなたのこれからをよりよく生きるという決意に感動しました。あなたはこのセラピーを通して自分を愛することができましたね。おめでとう。 『サラ、いつわりの祈り』は同名の自伝小説の映画化である。 優…

わくわく就活日記

2月初頭 院試に合格する。数日前にDeadbyDaylightをはじめ、メチャクチャハマっていたので、これであと1年は心置きなくゲームに2次創作に何でもできるぜと思った記憶がある。 2月上旬 音楽史のレポートの点数が足りずに留年する。 2月中旬 リクナビやマイナ…

巻頭言のように

彼とはじめて出会ったのは深夜バスの中だった。 大学のサークルをやめたばかりで、とにかく呆然としていた。なんせ四年ものあいだサークルのことばかりを考え続けていたのだ。私は疲弊しきっていて、何ならソシャゲにすら触れる精神的余裕がなかった。オーケ…

『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』──誘導とダブルミーニングの魔術

「なぜこんな装置を?」と思ってしまうようでは一生スパイ映画を楽しめませんね。スパイ映画はお互いがその点に目を瞑ることを合意した甘い犯罪なのですから。 とはいえ何か妙なものを見ればその存在理由を考えてしまうのが人間の性であるわけだし、理由があ…

『ジェレミー・レナー 逆転のメソッド』──死なない、お目々きらきらジャイアン

AmazonからFilmarksに至るまで、本作に関するありとあらゆる日本語のレビューで言及されているとは思うのだが、こういう邦題でありながらジェレミー・レナーは主役ではないのである。これが他の俳優であればハァ〜商売ってのァ大変だなァ〜で終わらせる話な…

『プリズナー』──ジェレミー・レナー渾身の“弱り顔”

ワグネリアンがワーグナーの楽劇の録音を聴くなりどの歌劇団で誰が指揮を振った何年の録音であるかを当てることができるのと同じ理由で、私にはレナーの顔を一目見るなり大体どの映画のレナーかがわかる。当然、ジェレミー・レナーの顔を長時間堪能できる映…

おれ以外誰もいないけどこれは井戸端会議なんだよ。 どうにもこうにも正解を丸投げしたくてたまらない。調べ物をするのは反吐が出るほど嫌い。人がやってるのを見るのは好きなんだけど。 どうでもいいけど午前遅くから午後早くのミスドってすごいんだよな。…