20240206‐0208

*このブログは会社のマネージャーが読んでいます!*

 

20240206

東京に出張して、会社のイベントの準備をする。みんなが行かないならゥチが行くし💢みたいになっていたビジネス交流会的なやつの申込締切が完全に終わっていることに気づいて、もう飲みに行きま〜すみたいな気持ちになり、仕事ができない人間特有の終わりの連絡を友人に送る。

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会社の先輩と店員がひとりしかいないカレー屋に行っていると友人や友人のファムファタル(以下FF)から半ギレの返信や電話がどんどん返ってきて遊びの予定がどんどん決まる。

※FF→私の大学時代の友人。出会う男が全員ウェルテルやドン・ホセのように狂っていく傾国の美女。私はゲイなのでそのエロさが主観的にあまり理解できず、おそらくそれゆえに交友が保たれている。FFが出てくる過去の日記はこちら。

池袋東口にホテルを取っていたと思いこんでいたが完全に西口だった。こんなところ来たことないわよ、と思いながらホテルまで行ったら向かいがラブホで斜め前は無料案内所、たぶんこのホテルも元ラブホ、という感じだった。部屋の便器が座るとズレる以外は特には…という感じだった。ロビーに備え付けのコーヒーマシンが何故かおいしかった。ファミマでプリンと濃泡バブメディキュアと顔面パックをやった。

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FFがラブホでパジャマパーティをしたいというので、寝るときいまのホテルに戻れる位置だったらいいよーと返したら凄まじい勢いでラブホの情報が送られてくる。さっき別の友人が飲み会の調整してるとき1秒も口出してなかったのになんでラブホの情報になるとこんなに素早く情報を送ってくるんだろうと思った。ラブホのプロに全部お任せしますということで予約をしてもらう。

 

20240207

朝起きてMastodonを見たらオーストラリアに行っているフォロワーがウォンバットの写真をアップロードしていて、それを見た瞬間バーン!!!!!(擬音)みたいな感じでウォンバットを飼いたくなり色々調べたけど、飼えないらしかった。でも大阪府池田市五月山動物園ウォンバットライブカメラを教えてもらって眺めて和んだ。ウォンバットたちの動きを自動で追いかけるカメラの精度が低いのもなんかいい。

そうこうしているうちにお昼が近づいてきたので名刺を作る。会社のクラウドに上がっていた私の名刺の入稿データをイラレで開いて画像化し、canvaで名刺サイズにする。その画像をマイ名刺というサービスでコンビニでネットプリントをした。4枚で400円。よく考えたらこれ自分でポストカードデザインしたほうが安上がりだった。

イベント会場に向かい、ご飯を食べて、まず名刺を裁断機で作った。それからイベントが始まり、「参加者同士で話してもらうイベントってマジで楽でいいな…」みたいなことを考えながらボーっと立っていたらエンジニアの同僚がすごい勢いでケータリングで飲食をしていて、「やっぱり誰かが食べないと社員の誰も手を付けられないと思って…」と言ってきて、感謝しながら私もケータリングを食べた。おいしかった。でもその間にイベント寿司おじさん の侵入を許していたかもしれないっぽくてちょっと反省した。角煮がおいしかった。

そのまま打ち上げに行ったあと、FFの待つラブホへ。池袋西口の北口は未知の世界だった。風俗とクラブとラブホしかなくて怖かった。同伴とか男2人連れ(たぶんソープで交友を深めようとしてる)しかいなくてすごい。

私が向かったときFFはちょうど入浴していたため、ラブホのドアの前で5分くらい待たされた。FFたるもの入浴で人を待たせるくらい朝飯前だよなと感心した。

FFは私を迎え入れるなり「東京のラブホは最悪だ。脱衣所がない。ウェルカムドリンクもフードもない」みたいなことを言っていて逆おら東京さ行くだ状態になっていた。

「男が後からくるのって同伴っぽいんかな…」

「逆逆! 同伴で嬢が先に待機するのおかしいから」

「あー…そうかも…?」

FFはマッチングアプリをはじめていて、久しぶりにきちんと関係性を築こうとする会話をした自分に気づき涙を流したと言っていた。確かに職場で不倫のオファーやワンナイトの誘いをしきりに受け地元に帰ってきては友人にFF呼ばわりされる生活ではそういった感情を催すことも仕方のないことだと思ったが、それはFFの周りの人間関係が異常なだけであり、一般的に人は初対面の人間とはきちんと関係性を築こうとするだろうと思った。オタクくんにギャルが話しかけて一目惚れみたいなやつのやばいやつが起きていると思った。「10人会うまでなにも判断しないほうがいいんじゃない…? まともな男との会話のリハビリをしたほうがいいよ…」と言って、自分のホテルに帰って寝た。

 

20240208

別の友人と会う約束していたので朝マックに行った。その晩に私がFFといっしょに飲み会をすることになっていた友人A2について、声が小さくなったと思うねんけどでもあたしも聴力落ちてるんかな…という不安しかないことを言っていて心配になった。マルコリーニのチョコをくれて、東京の人の手土産…!と思った。私なんか計画的におみやげを用意したとしても多分阿闍梨餅か京ばうむになるよ。f:id:salmon_butter:20240211014618j:image

職場に向かって、マネージャーに寿司の折り詰めをごちそうしてもらった。東京の寿司はおいしい、と友人が言っていた一方、私は回転寿司と違ってシャリと魚の温度が違うとかないんだな…というレベルの低い感動をしていたので黙って食べていた。f:id:salmon_butter:20240211014605j:image

それから移動して仕事して移動して仕事してをやっていたら飲み会に大遅刻してしまった。A2の声は確かに小さくなっていて、「妻に「動きが全体的にうるさい」と言われたから直している」と幸せそうに言っていた。FFのマッチングアプリの運用を詳しく聞いたらパラメータの複雑な恋愛ゲームの攻略みたいになっていて、愛人に手紙をまめに送っていたナポレオン・ボナパルトのことを思い出した。あまりにおもしろいので小説に書いていい!?と訊いてしまった。生きている人間に対して小説に書いていいかどうか訊くことってあんまないだろうなと思った。

そうこうしているうちに京都への終電が近づいてきたので東京駅に行く。舟和のようかんとあんこ玉のセットだけ買ってホームで待ち合わせていた関西の友人と合流した。友人は日帰りで出張していた研究会の帰りだったそう。博士論文を提出し終えたということで、おたクラブの見積画面を見せながら博士論文をハードカバー製本しませんか? というアホみたいな提案をしていた。「専門分野の語学力を活かしてマイナー言語のSFを訳して一山当ててえ…」と言っていたので一緒に探したけどあんまり見つからなかった。

京都に着いた途端近所の友人から誘われたので、そのままカラオケスナックに行く。舟和のようかんをマスターとママさんにあげたら喜んでくれて、モロゾフのウィスキー味のチョコの詰め合わせをくれた。カラオケでずっとQueenを裏声で歌っている男の子がいてよかった。女王様(こち亀OPでベンチャーズ歌ってたコンビ)の女王様物語Queenを無理やり日本語訳したメドレー)を初めて聞いた。